![](https://i0.wp.com/wajimajapan.jp/wp-content/uploads/2022/05/kol-01.jpg?fit=640%2C100&ssl=1)
■ 国宝写し・古代優品習作
![](https://i0.wp.com/wajimajapan.jp/wp-content/uploads/2022/05/akebono.jpg?resize=140%2C195&ssl=1)
正倉院漆胡瓶写し「曙」
![](https://i0.wp.com/wajimajapan.jp/wp-content/uploads/2022/05/hanakatasara.jpg?resize=202%2C117&ssl=1)
正倉院写し「華盤」花形皿
![](https://i0.wp.com/wajimajapan.jp/wp-content/uploads/2022/05/hanagatabon.jpg?resize=152%2C150&ssl=1)
古根来花形盆習作
工房では先人の技術を学び職方の糧とする為に、国宝やいにしえの優品写しに挑みます。
温故知新、伝統とは常に挑戦する姿勢の継続ではないでしょうか。時代を超えて美であ
り続ける事。それが工房の夢であり、輪島塗の姿です。
■ うるし金継ぎコレクション
「継いでなお、使いたい」
その思いあればこそ金継ぎは美しい。北前の時代よりの金継ぎ古陶の数々をギャラリー展示致しております。どうぞお楽しみください。
![](https://i0.wp.com/wajimajapan.jp/wp-content/uploads/2022/05/kintugi.jpg?fit=640%2C164&ssl=1)
金継ぎとはこんな技法
日本独自のうるし塗りと蒔絵の手法を使った伝統技法 漆を使って器の割れ目を、継ぎ合わせたり、欠けた部分を埋 め、金紛を蒔いて仕上げます 欠けた部分が大きい場合、木を削ってはめ込み、漆を塗っ て形を再現する事もあります。
和洋を問わず金継ぎのご相談も承ります
ただし輪島までご持参頂ける程
愛着のある品に限らせて頂きます
![](https://i0.wp.com/wajimajapan.jp/wp-content/uploads/2022/05/kintugi-up.jpg?fit=170%2C133&ssl=1)
■ 心の師 北大路魯山人
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大平椀 銀彩 福文字
![](https://i0.wp.com/wajimajapan.jp/wp-content/uploads/2022/05/2-1.jpg?resize=182%2C150&ssl=1)
大平椀 銀彩 福文字
![](https://i0.wp.com/wajimajapan.jp/wp-content/uploads/2022/05/3.jpg?resize=205%2C150&ssl=1)
灰皿湯のみ
昔、子供の頃、紀尾井町や赤坂の料亭から、修理物がたくさん来ていました。今も、当時の修理見本の椀 おかみからもらった湯のみや灰皿等の備品雑器に その名残を残しています。 当時は普段使いだったのでしょう、九谷や伊万里。魯山人までも金継ぎ修理のあとが見えます。 物心つくと工房が遊び場。色、形、自由さとわがまま、自らの物づくりを振り返り、己が作品を見ると、どうも原点はそのへんにありそうです。 師はうるしのみならず、古陶と魯山人。
■ うるしリサイクル
![](https://i0.wp.com/wajimajapan.jp/wp-content/uploads/2022/05/r-1.jpg?resize=180%2C141&ssl=1)
蘇るペットボトル
![](https://i0.wp.com/wajimajapan.jp/wp-content/uploads/2022/05/r-2.jpg?resize=200%2C160&ssl=1)
蘇る卓タンス
![](https://i0.wp.com/wajimajapan.jp/wp-content/uploads/2022/05/r-3.jpg?resize=150%2C220&ssl=1)
思い出の古タンス
(加工前)
これって塗り物なの?「エー、うそでしょう。ペットボトル?」 そんな声が楽しいのです。手にとって中をご覧あれ。捨てられたペットボトルや 海岸に流れ着く浮き玉達。僕達も、もっと遊びたいんだ。そんな声が聞こえます。 古タンスは幼き日の思い出。どこにでも鉛筆やマジックを持って走りまわっていた頃。後ろから母の声が飛ぶ。「だめよ、そんな所に落書きしちゃ」 背板がはがれ、引出しの中も割れ、鍵も壊れてしまった。‥‥捨てられないな。
「もったいない」そう思ってしまいます。 お金に換算してではなく、まだその「もの」に命があるのです。 輪島塗の本質から少しはなれてしまうのかも知れません。でも私共工房は、少しでもその手助けができればと考えています。 この蔵ギャラリー改装の折も、沢山の廃材が出ましたが、もう一度 命蘇らせるべく、出番を待って積み上げられています。 当工房の大切な一面です。